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Amazon
ユニットセッション率はamazonで販売をするなら必ず頭に入れておきたいデータです。
amazonで売上を伸ばすならまずユニットセッション率から改善すべきと言い切っても過言ではありません。
そこで今回はユニットセッション率とはなにか?という基本的なことから、数値を改善する方法まで解説していきます。
例えばページに来た100人の中で、10個の商品が売れればユニットセッション率は10%です。
販売数 ÷ セッション数 × 100 = ユニットセッション率(%)
ページに訪れたユーザーの中で商品を購入した割合を出したいので、計算にはセッション数を用います。
100セッション/日であれば、1日に100人のユーザーが販売ページを訪れたということです。
100PV /日であれば、1日に100回ページにアクセスがあったことは分かりますが、ユーザー数が何人かは分かりません。
セッションとページビューはよく似ていますが、上記のように使い分けましょう。
他サイトの記事では同じ意味で使われていますが、厳密に言うと転換率とユニットセッション率は違います。
転換率 = 購入者数 ÷ セッション数 × 100
ユニットセッション率 = 販売数 ÷ セッション数 × 100
転換率とはアクセスした人数の中から購入した人数の割合を出すものです。(転換率=コンバージョン率)
それに対してユニットセッション率は販売数をセッション数で割るため、1人のユーザーが同じ商品を10個買えば数値は高くなります。
1(購入者数)÷ 100(セッション数)× 100 = 転換率1%
10(販売数)÷ 100(セッション数)× 100 = ユニットセッション率10%
全てのユーザーが1つずつ商品を購入すれば転換率=ユニットセッション率ですが、計算に求める数値が違うことは認識しておきましょう。
amazonには同じ商品であれば販売ページは1つというルールがあります。
ユニットセッション率はページに訪れたセッション数で計算するため、他社から購入したユーザーまで含まれてしまいます。
そのため自社だけのユニットセッション率を正確に計算するには、カートボックス獲得率も加味して計算しなくてはいけません。(販売ページに競合他社がいる場合のみ)
ユニットセッション率 ÷ カートボックス獲得率 × 100 = 自社だけのユニットセッション率
例えばページのユニットセッション率が10%でも、カートボックス獲得率が50%なら自社のユニットセッション率は5%に下がります。
amazonではカートボックスが取れるかが売上に直結します。常に意識しておきましょう。
amazonは出品者向けに様々なデータ(レポート)を提供しています。
今回解説しているユニットセッション率を調べるためには、「ビジネスレポート」を活用します。
ビジネスレポートでは出品している全ての商品の売上高や販売数を一覧で確認できますが、商品別(販売ページ別)に細かく見ていく際にはASIN別のデータを使います。
ASIN別レポートでは、商品別にセッション数やユニットセッション率を確認できます。
販売する商品のジャンルによっても変わりますが、ECサイトの平均的なコンバージョン率は3〜5%と言われています。
これはamazonのユニットセッション率でも同じで、平均が5%を超えているようなら非常に優秀です。
売上 = セッション × ユニットセッション率 × 商品単価
amazonで売上を伸ばす公式は上記の通りです。
アクセスを増やしても購入されなければ意味がないので、まずユニットセッション率を5%近くまで改善する。
その後にセッション(アクセス数)を増やすのか、まとめ買いなどで客単価を上げるのか、自社に合った方針を検討しましょう。
ビジネスレポートでユニットセッション率の低いページが把握できたら、まずは平均値まで改善していきましょう。
ユニットセッション率を上げる主な改善項目は以下の4つです。
・商品画像
・商品説明文
・配送日数(プライムマーク)
・レビュー対策
この記事では「商品画像」「商品説明文」「レビュー対策」について解説していきます。
※配送日数(プライムマーク)については別の記事で解説しています→内部リンク
amazonはスマホで見るユーザーが多いため、商品画像のクオリティーが売上に直結します。
amazonではメイン画像1枚とサブ画像を8枚登録できますが、スマホではサブ画像が6枚目までしか表示されません。
重要な情報は6枚目までに表示させるようにしましょう。
1500ピクセル以上の写真ならズーム機能が適用されるなど、細かいテクニックも多々あります。
外部の専門家に画像の作成やチェックを依頼することも検討してみてください。
amazonではスペックなど情報好きなユーザーが多いので、説明文を充実させることも大切です。
箇条書きや説明文は実店舗での接客と同じ。商品の魅力を伝えるだけでなく、購入前のユーザーの不安や心配を取り除けているかも意識しましょう。
箇条書きは長すぎず簡潔に。商品に関連するキーワードを盛り込めるとSEO対策にもなります。
ユーザーはどこを読むか分からないので、箇条書きで説明した内容を説明文で繰り返し記載しても問題はありません。
amazonではほとんどのユーザーが購入前にレビューをチェックします。
質の良いレビューは信頼できる口コミになり、購入の決め手になることも少なくありません。
購入者にレビューをお願いするリクエスト機能や、レビュアーに商品を提供する「Amazon Vine」なども利用しながら、レビューを集める仕組みを作っていきましょう。
色違いや容量違いの商品がある場合には、バリエーション登録で1つのページにまとめましょう。
レビューも統一されて集まりやすくなりますし、容量や値段の比較がすぐできることで購入率も高まります。
ユニットセッション率が低いということは、ページに訪れたものの購入に至らなかったユーザーが多いということです。
販売ページは商品の魅力を伝え切れているか?不安を解消できているか?値段の設定は妥当か?など、運用が正しくできているかの指標になります。
まずはページごとのユニットセッション率をチェックすることから始めてみましょう。
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