楽天RPPとは?メリットとデメリットからわかる楽天RPPの効果的な使い方

「楽天RPPって何?」「楽天RPPの効果的な使い方は?」などと気になっていませんか? 楽天RPPと言う言葉は知っているけど、どのようなメリット・デメリットがあるかわからないと言う人も多いかと思います。

楽天RPPとは、楽天市場内でキーワード検索した際に表示される検索連動型広告のことです。月5,000円から出稿でき、検索ユーザーに最適な商品が自動配信されます。

本記事では楽天RPPとは何かについて、はじめての人でもわかるようにやさしく解説しています。楽天RPPのメリット・デメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

楽天RPPとは

楽天RPPとは、楽天市場内でキーワード検索した際に表示される検索連動型広告を意味します。RPPとはRakuten Promotion Platform(楽天プロモーションプラットフォーム)の略です。

例えば、楽天市場のキーワード検索で「傘」と検索した場合、検索結果に「PR」と表示されてるものが楽天RPPです。楽天市場内で出品している商品の中から商品名や説明文から自動的にピックアップし、広告として出稿してくれるサービスを楽天RPPといいます。

楽天RPPの特徴とは

楽天RPPの特徴を順番に紹介していきます。

  • 月予算は5,000円から出稿できる
  • 予算に達すると追加課金されることがないため安心
  • 検索ユーザーに最適な商品が自動配信される
  • 特定のキーワードを除外できるため安心

それぞれ詳しく見ていきましょう。

月予算は5,000円から出稿できる

楽天RPPは、月予算5,000円から出稿することができます。RPP広告は店舗側が設定した予算で配信することが可能です。

クリック型課金なので、クリックされない限り予算は消化されません。さらに、楽天RPPは低予算から配信でき、楽天市場を利用する人に向けた広告媒体です。

予算に達すると追加課金されることがないため安心

楽天RPPでは、広告出稿したい店舗側が予算を設定できます。月の予算に達したあとは、広告費用が追加課金されることはありません。

月の予算以上に広告費が請求されないため、安心して出稿することが可能です。

検索ユーザーに最適な商品が自動配信される

楽天RPPでは、機械学習を用いてユーザーの検索履歴や閲覧履歴をもとに、ユーザーによって最適な商品を自動で配信してくれます。購買意欲の高そうなユーザーに最適な商品を自動で配信してくれるため、クリック率を高めることが可能です。

特定のキーワードを除外できるため安心

楽天RPPでは、除外したい商品を登録して削除することが可能です。出品している商品の中で、在庫が少ない商品や利益率の低い商品を除外商品として登録しておけば、広告出稿を防げます。

さらに、楽天市場で出品している商品群の中で広告費を使い、売りたい商品を絞り込めば広告費を有効に捻出できます。

楽天RPPの出稿方法

ここでは、楽天RPPの出稿方法を具体的に説明していきます。流れとしては以下の通りです。

  • 1.楽天RMSのRPP設定ページを開く
  • 2.キャンペーンを新規登録してクリック単価を決める

それぞれ詳しく見ていきましょう。

楽天RMSのRPP設定ページを開く

楽天RMSにログインすると「プロモーションメニュー検索連動型広告(RPP)」にアクセスができます。RMSからRPPにアクセスすることで、広告を出稿することが可能です。

キャンペーンを新規登録してクリック単価を決める

RPPからキャンペーンを新規登録すると、広告出稿の準備は完了です。ステータスを有効にすれば広告出稿され、無効にすれば広告は出稿されません。

毎月広告にかけられる予算を決めれば、24時間以内に広告出稿されます。1クリックあたりの料金を25円から設定可能です。

楽天RPPのメリット

ここでは、楽天RPPを利用するメリットについて解説していきます。まとめると以下の通りです。

  • 1.楽天市場で出稿している商品の中から楽天が自動で選んで出稿してくれる
  • 2.月予算5,000円から出稿してくれる
  • 3.広告出稿に審査がないためスピーディな出稿が可能
  • 4.検索結果の5位以内に表示してもらえる

楽天市場で出稿している商品の中から楽天が自動で選んで出稿してくれる

楽天RPPの最大のメリットは、楽天側が自動で出稿する商品を選んでくれることです。楽天市場で出品しているユーザーであれば、楽天の機械学習を用いることで簡単に広告出稿ができます。

広告出稿をすれば、出品している商品の中から楽天側が最適な商品をピックアップし、広告として検索ユーザーに表示してくれます。在庫が少なかったり、利益率が低い商品を広告として表示させたくない場合は、除外商品として登録しておけば広告出稿されることがありません。

楽天RPPは簡単に出稿できて、運用の専門的な知識がいらないという点が大きなメリットです。

月予算5,000円から出稿してくれる

楽天RPPは、低予算から始められるのもメリットです。月の予算は5,000円から出稿することができるため、お試しで広告出稿することもできます。

月の予算に達すると自動で広告出稿をストップしてくれるため、安心して出稿することが可能です。

広告出稿に審査がないためスピーディな出稿が可能

楽天RPPは広告出稿のために審査がありません。広告出稿したいと思った時に設定すれば、24時間以内にスピーディに出稿してくれるメリットがあります。

月の予算が余ったりした際に、急に広告出稿したとしても月内で予算を使ってくれるので大変便利です。そのため、効果的に広告出稿できる特徴があります。

検索結果の5位以内に表示してもらえる

楽天RPPでは検索ユーザーの目に止まってもらえる様に、検索結果の上位表示をしてくれます。競合が多いジャンルで出品しているユーザーも、広告を出稿することで多くのユーザーの目に留めてもらえるというメリットがあります。

楽天RPPのデメリット

  • 楽天市場を使っていないユーザーには見てもらえない
  • ライバルが多い
  • 利益率の低い商品ばかりで出品していると効果を得るのが難しい
  • 楽天市場で何か商品を出品していないと使えない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

楽天市場を使っていないユーザーには見てもらえない

楽天RPPは楽天市場に出品しているユーザーが、楽天市場を利用しているユーザーに向けて出稿する広告媒体です。そのため、楽天市場を利用していないユーザーに訴求しようとしても、アピールが難しいというデメリットがあります。

楽天RPPで効果を出すには、楽天市場の利用者が増えることが絶対条件です。今後、楽天市場の利用者が急激に減るようなことがあれば、効果を出すのは難しくなるでしょう。

ライバルが多い

楽天RPPは、広告出稿のしやすさと予算の低さから、広告出稿しているユーザーは増えています。広告出稿するユーザーが増えるということは、ライバルが増えるということです。

広告費を多くかけた方が、検索結果で優位に働く構図があります。広告を出しやすい分、ライバルが増えるのは大きなデメリットと言えるでしょう。

利益率の低い商品ばかりで出品していると効果を得るのが難しい

楽天市場で利益率の低い商品を販売しているユーザーにとって、広告費の費用対効果を得るのが難しいというデメリットがあります。除外商品として、利益率の低い商品を除外することも可能です。

しかし、利益率の低い商品ばかりで出品しているユーザーには、楽天RPPが効果的に働かないというデメリットもあります。

楽天市場で何か商品を出品していないと使えない

楽天RPPは、楽天市場で商品を出品しているユーザーが扱える広告媒体です。楽天市場で出店していないユーザーは、広告出稿することはできません。

また、楽天市場で出店していたとしても、出品していない商品を広告として出すこともできません。楽天RPPは、楽天市場内で効果を発揮する広告媒体のため、他のWEB広告とは汎用性が低い点がデメリットといえます。

まとめ

楽天RPPとは、楽天市場を利用して買い物をしようとしているユーザーに向けて発信できる広告媒体です。楽天RPPで広告出稿される商品は、楽天市場で出品している商品の中から楽天が検索ユーザーに最適な商品をピックアップし、広告として配信します。

月5,000円の低予算からスタートできるため、お試し感覚で広告出稿して効果を試すことができます。

まとめとして、以下に楽天RPPのメリット・デメリットをまとめます。

【楽天RPPのメリット】
  • 楽天市場で出稿している商品の中から楽天が自動で選んで出稿してくれる
  • 月予算5,000円から出稿してくれる
  • 広告出稿に審査がないためスピーディな出稿が可能
  • 検索結果の5位以内に表示してもらえる
【楽天RPPのデメリット】
  • 楽天市場を使っていないユーザーには見てもらえない
  • 広告しやすいためライバルが多い
  • 利益率の低い商品ばかりで出品していると効果を得るのが難しい
  • 楽天市場で何か商品を出品していないと使えない

ぜひ本記事を参考にして、楽天RPPを利用するか検討していただけますと幸いに思います。

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